掛川市の国指定史跡「高天神城跡」を全天球撮影し、アーカイブしました

2023年4月9日(日)と22日(土)の日程で、掛川市の国指定史跡「高天神城跡」をリコーのTHETA Z1で全天球撮影し、アーカイブしました。今後は広大な高天神城跡をウォークスルー形式で探索できるように、複数の全天球撮影画像を専用のツールで繋ぎ合わせていく予定です。

常葉大学造形学部紀要第21号にマインクラフトの表現手法に関する研究ノートが掲載されました

Code for DESIGNが進めてきた官民連携の取り組みの成果として、2023年3月14日発行の常葉大学造形学部紀要第21号に研究ノート「標高データを使用してMinecraftの仮想空間に現実の地形を再現する手法の検討」が掲載されました。

以下、研究ノートのアブストラクトです。

Minecraftは、主に若年層に人気なゲームソフトで、仮想空間に建築物や地形を作成できる。掛川市からの相談で、高天神城跡のPRとしてMinecraftの仮想空間(ワールド)に高天神城を再現することになった。それにあたって、標高データからMinecraftのワールドに高天神山の地形を再現することを試みた。国土地理院の「地理院地図」を使った手法と「VIRTUAL SHIZUOKA」の点群データを使った手法で、地形の再現に成功し、それらの再現度を比較・検討した。

櫻井弘道・戸塚和美・村井貴:標高データを使用してMinecraft の仮想空間に現実の地形を再現する手法の検討, 常葉大学造形学部紀要, Vol.21, pp.23-26, 2023

静岡雙葉高校の生徒に対し、サイエンスカフェのデザインに関する助言を行いました

Code for DESIGNでは2022年度の取り組みとして、静岡雙葉高校2年の生徒に対し、サイエンスカフェのデザインに関して、特にコミュニケーションの観点で助言を行ってきました。2月4日は生徒の最終成果であるサイエンスカフェ in 静岡雙葉の第3回目が開催されました。

タイトルは「人工知能の現在と未来 ~コンピュータは人間を超えられるか~」で、ゲストは狩野芳伸さん(静岡大学情報学部行動情報学科 准教授)でした。当日の会場はたくさんの市民の方々で賑わいました。

2023年度も引き続き、静岡雙葉高校のサイエンスカフェのデザインに関する助言を行っていく予定です。

掛川市の国指定史跡「高天神城跡」をマインクラフトで再現するワークショップ第一弾を開催しました

掛川市の学芸員の戸塚和美さんとプロマインクラフターのタツナミシュウイチさんをお招きし、掛川市の国指定史跡「高天神城跡」をマインクラフトのワールド上に再現するワークショップの第一弾を開催しました。

戸塚さんから高天神城跡の背景や構造について解説を受けたあとに、GISのデータを使って事前に用意した高天神城跡のワールドにマルチプレイでログインし、現地視察した際の体験との違いを知ってもらいました。

今後、さらにワールドの精度を高めた上で、人工物の再現を行うワークショップを開催する予定です。

夕暮れの高天神城跡で記念撮影

掛川市の国指定史跡「高天神城跡」を視察

Code for DESIGNではGISや点群データを活用して、実際の地形をマインクラフト上に再現するデザインプロジェクトを進めています。2022年6月12日、掛川市役所の職員やCode for Kakegawa、常葉大学造形学部有志のみなさんとパーティーを組んで、掛川市の国指定史跡「高天神城跡」を視察してきました。

ここ高天神城は徳川軍と武田軍が戦を行った場所です。難攻不落の山城となっており、山頂までの道のりは急斜面が続きます。この急斜面をマインクラフトで再現するとなると、はたしてどのような構造が最適かを考えながら、汗まみれになってきたのでありました…。

日本デザイン学会のデザイン学研究作品集に論文が掲載されました

日本デザイン学会が2022年3月31日(木)に発行した、デザイン学研究作品集27号に、論文「体験学習型の環境教育を目的としたVR教材の開発 ~スペースデブリを題材に~」が掲載されました。

本論文はスペースデブリや人工衛星の位置情報のオープンデータを仮想空間上でビジュアライズしたVR教材についてまとめたものです。以下は研究作品のアブストラクトです。

1957年のスプートニク1号の打ち上げ以降、人類共通の新しい環境問題となったスペースデブリを題材に、体験学習型の環境教育を目的としたVR教材の開発を行った。VR教材はSPACE-TRACK.ORGが提供するオープンデータを活用し、宇宙に漂流するスペースデブリや人工衛星といった無数の人工物を3D空間上にプロットしたもので、一人称の視点でスペースデブリの位置や数をあたかも星空を見上げるように容易に観察することができる。2019年10月29日(日)、北海道札幌市において、スペースデブリをテーマにしたサイエンスイベントを開催し、VR教材を広く市民に体験してもらい、その教育効果を測定する場とした。

村井貴:体験学習型の環境教育を目的とした VR 教材の開発~スペースデブリを題材に~, デザイン学研究作品集, 27(1), 1_52-1_57, 2022