常葉大学造形学部紀要第21号にマインクラフトの表現手法に関する研究ノートが掲載されました

Code for DESIGNが進めてきた官民連携の取り組みの成果として、2023年3月14日発行の常葉大学造形学部紀要第21号に研究ノート「標高データを使用してMinecraftの仮想空間に現実の地形を再現する手法の検討」が掲載されました。

以下、研究ノートのアブストラクトです。

Minecraftは、主に若年層に人気なゲームソフトで、仮想空間に建築物や地形を作成できる。掛川市からの相談で、高天神城跡のPRとしてMinecraftの仮想空間(ワールド)に高天神城を再現することになった。それにあたって、標高データからMinecraftのワールドに高天神山の地形を再現することを試みた。国土地理院の「地理院地図」を使った手法と「VIRTUAL SHIZUOKA」の点群データを使った手法で、地形の再現に成功し、それらの再現度を比較・検討した。

櫻井弘道・戸塚和美・村井貴:標高データを使用してMinecraft の仮想空間に現実の地形を再現する手法の検討, 常葉大学造形学部紀要, Vol.21, pp.23-26, 2023