掛川市の学芸員の戸塚和美さんとプロマインクラフターのタツナミシュウイチさんをお招きし、掛川市の国指定史跡「高天神城跡」をマインクラフトのワールド上に再現するワークショップの第一弾を開催しました。
戸塚さんから高天神城跡の背景や構造について解説を受けたあとに、GISのデータを使って事前に用意した高天神城跡のワールドにマルチプレイでログインし、現地視察した際の体験との違いを知ってもらいました。
今後、さらにワールドの精度を高めた上で、人工物の再現を行うワークショップを開催する予定です。
掛川市の学芸員の戸塚和美さんとプロマインクラフターのタツナミシュウイチさんをお招きし、掛川市の国指定史跡「高天神城跡」をマインクラフトのワールド上に再現するワークショップの第一弾を開催しました。
戸塚さんから高天神城跡の背景や構造について解説を受けたあとに、GISのデータを使って事前に用意した高天神城跡のワールドにマルチプレイでログインし、現地視察した際の体験との違いを知ってもらいました。
今後、さらにワールドの精度を高めた上で、人工物の再現を行うワークショップを開催する予定です。
日本デザイン学会が2022年3月31日(木)に発行した、デザイン学研究作品集27号に、論文「体験学習型の環境教育を目的としたVR教材の開発 ~スペースデブリを題材に~」が掲載されました。
本論文はスペースデブリや人工衛星の位置情報のオープンデータを仮想空間上でビジュアライズしたVR教材についてまとめたものです。以下は研究作品のアブストラクトです。
1957年のスプートニク1号の打ち上げ以降、人類共通の新しい環境問題となったスペースデブリを題材に、体験学習型の環境教育を目的としたVR教材の開発を行った。VR教材はSPACE-TRACK.ORGが提供するオープンデータを活用し、宇宙に漂流するスペースデブリや人工衛星といった無数の人工物を3D空間上にプロットしたもので、一人称の視点でスペースデブリの位置や数をあたかも星空を見上げるように容易に観察することができる。2019年10月29日(日)、北海道札幌市において、スペースデブリをテーマにしたサイエンスイベントを開催し、VR教材を広く市民に体験してもらい、その教育効果を測定する場とした。
村井貴:体験学習型の環境教育を目的とした VR 教材の開発~スペースデブリを題材に~, デザイン学研究作品集, 27(1), 1_52-1_57, 2022